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ANA アップグレードポイントの使い道

投稿日:2017年9月23日 更新日:

ANAのアップグレードポイントに関して

2018年のSFC修行の予定をたて、概ねきっちり50000PPが見えたのですが気になる点が出てきました。
アップグレードポイントです。
そんな訳でアップグレードポイントに関して少し調べてみました。

もらえるアップグレードポイント

アップグレードポイントはANAグループ運行便で1月〜12月の間に貯めたプレミアムポイント数により翌年度に付与されるポイントです。
付与されるポイント数は以下のとおり。

upgradepoint

現時点の修行予定ですとANA便でのPP(プレミアムポイント)が38581PPのため、プレミアムポイントは10ポイントもらえることになります。
あと1419PPを同じ年内に獲得することによってアップグレードポイントは2倍の20ポイントがもらえる計算です。

またスーパーフライヤーズ会員かつブロンズ以上のステータスであれば一律4ポイントが付与されるということなので、実際には14ポイント、1419PPを追加で稼いだ場合は24ポイントとなります。

アップグレードポイントの使い道

アップグレードポイントはどのような場面で利用できるのでしょうか。

アップグレードポイントの使い道

 

座席クラスのアップグレード
国内線はプレミアムクラスへ、国際線はビジネスクラス、ファーストクラスへのアップグレードにご利用いただけます。

ラウンジのご利用
「ブロンズサービス」メンバーのお客様、プレミアムメンバーご本人様と一緒にラウンジへご入室されるご同行者様、特典利用者登録済みのお客様がラウンジへご入室いただく場合にご利用いただけます。

アップグレードポイントからANA SKYコインへの交換
アップグレードポイントを1ポイントからANA SKY コインへ交換できる、期間限定キャンペーンを実施中です。

アップグレードポイントの価値

ポイントの価値がどれくらいなのかをそれぞれの場面から計算してみます。

座席クラスのアップグレード
アップグレードポイントの利用で、国内線はエコノミークラスからプレミアムクラスへ、国際線(ANAグループ運航便・ユナイテッド運航便)はエコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレードができます。
エコノミーからひとつ飛ばしてファーストクラスへはダメ。
また国内線の場合、特典航空券でもアップグレードが可能なようです。

国内線の場合
アップグレードポイント_国内線アップグレード

アップグレードに必要なポイントは4ポイント
通常、国内線だと路線に関係なく一律9,000円でアップグレードできるので、この時の1ポイントあたりの価値は2,250円と言えます。
事前の予約はできず、当日申し込みのみというのは使いにくい点ですが、特典航空券でも利用できるというのは嬉しいですね。

 

国際線の場合
アップグレードポイント_国際線アップグレード

距離やクラスにより異なりますが6ポイントから20ポイント

まずは気になるアップグレードの対象になる予約クラスとは何でしょう。

アップグレード対象外

アップグレードポイント_成田ホノルル_Basic

アップグレード対象

アップグレードポイント_成田ホノルル_BasicPlus

「Flex Plus」「Basic Plus」などのように、後ろにPlusが付いているものが対象運賃のようです。
分かりやすい?

同じ日のビジネスクラスの運賃です。

アップグレードポイント_成田ホノルル_Business

アップグレード対象のエコノミークラス運賃が 81,080円。
ビジネスクラスの運賃が 149,080円。
差額は68,000円。
アップグレードには8ポイントが必要なためポイント単価は68,000円/8ポイント、と言いたいところですが、そもそもアップグレード対象運賃と対象外運賃には価格差があります。
実際には対象外運賃である51,080円に30,000円を追加して対象運賃にした上で68,000円の特典を受けているため
((149,080円-81,080円)-(81,080円-51,080円))/8ポイント
で、1ポイントあたりの価値は4,750円と言えることになります。
国内線で使うよりもポイントの価値は高いですね。

ちなみに私が主に利用するセントレア発でもハワイ便におけるアップグレードポイントの価値は同じでした。

 

アップグレード対象外

アップグレードポイント_名古屋ホノルル_Basic

アップグレード対象

アップグレードポイント_名古屋ホノルル_BasicPlus

ビジネスクラス

アップグレードポイント_名古屋ホノルル_Business

アップグレードポイントと直接は関係ないですが羽田発と名古屋発の金額差を見ると、名古屋ー羽田ってめちゃくちゃ安いですね。

飛行機に乗ることが好きな人にとってはお得?

他の路線も確認してみましたが、近距離の場合だと対象運賃と対象外運賃の差(割合)がすごく大きい場合があるようなので見極めが難しいです。

国内線とは異なり事前に予約はできるようですが、アップグレード対象となる運賃は高いので利用するかどうか微妙なところ。

 

ラウンジの利用

SFCの取得が前提になるので、会員ステイタスをSFC所
持で確認。

国内線の場合
アップグレードポイント_国内線ラウンジ

国際線の場合
アップグレードポイント_国際線ラウンジ

ラウンジの利用においてはアップグレードポイントは国内線でしか使えないようです。

SFCを所持していれば本人と同行者1名はラウンジが利用できるので、少し人数が多い場合ということになるのでしょうが、あまり使うことはなさそう。

有料で利用できるラウンジは羽田空港国内線第2ターミナルのANA LOUNGEだけで、こちらの利用料金1回3,100円から考えるとアップグレードポイントの価値は1,550円と言えます。

 

アップグレードポイントからANA SKYコインへの交換

SKYコインへの交換も可能です。
アップグレードポイントからスカイコイン

キャンペーンとして期間が区切られていますが、どうやら延長に次ぐ延長でずっと続いているようですね。
こちらはわかりやすく1ポイントが1,000コインなので1,000円の価値となります。

アップグレードポイントを座席のアップグレードやラウンジの利用では使いきれなかったときの最終手段でしょうか。

まとめ

アップグレードポイントの1ポイントの価値は

座席のアップグレード
国内線 2,250円
国際線 4,750円(とある日のハワイ路線)

ラウンジの利用
1,550円

スカイコインに交換
1,000円

冒頭での話のように現時点の修行予定だと獲得できるアップグレードポイントは10ポイントです。
10ポイントを追加でもらうために費用をいくらまでかけて良いのか。

1番現実的なのは国内線の座席アップグレードと思われるので、22,500円以内で足りない分のPPを稼ぐことができるのであればお得かもしれない。
けれど使いきれなかった場合には10,000円分のスカイコイン。
座席のアップグレードは当日まで可能かどうかわからないというのもマイナスポイント。

私の状況ですと無理してANA便で40000PPを目指す必要はなさそうだなぁといったところ。
ちょっと残念な感じですが、飛行機に乗ること自体も好きなのであるいは(笑

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